【メモ】納豆の健康への効果はどうなのでしょう

メモ
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モノゴコロついた頃から納豆は、好き嫌いは別にして身体にいいものだと思っていました。
身体にいいらしいので深く考えることなく、なるべく食べるようにしています。

納豆の食べ方は「ご飯にかける」が王道です。
でも朝はパンだったり夜も糖質制限をしたりしていると、なかなか「納豆ごはん」のきっかけがありません。

身体にいいから食べなくちゃ。

と、思って、では朝食のスクランブルエッグの具にしてみたり、お味噌汁の具にしてみたりしていました。
しかし、ある日ふと「納豆の健康効果って加熱は大丈夫なのかしら?」
と思いました。
ほら、野菜も加熱するとビタミンが壊れるとか言うではないですか。

そもそも納豆が身体にいいとされるのは何だったかなぁと調べてみました。
・血栓症、高血圧の予防
・美肌
・整腸作用

そうそう、血液に関係することにいいって話でした。
ナットウキナーゼが血栓を溶解する作用があるので血栓症予防や、血液の流れが良くなって高血圧に効果があるとされています。
でも、ナットウキナーゼは酵素です。

酵素はタンパク質で作られた、体内の消化や吸収などの生命活動の仲介をする役割があります。
なのでタンパク質ということは、熱で変質してしまいます。
生卵の透明だった白身が、加熱すると白くなってしまうようなものです。
あら、では納豆は加熱すると血液サラサラは望めませんね。

そしてさらに調べると、そもそもナットウキナーゼの効果は賛否両論でした。
ナットウキナーゼに血液溶解作用があるとされていますが、納豆を食べてから体内でその効果があったというデータは無いそうです。
ええっっ!コラーゲンと一緒のやつですか?
ちょっと納豆様の健康効果を信じていたのでショックです。
20160609ぱくたそ味噌
では次の美肌効果はどうでしょうか?
女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンが含まれています。
イソフラボンはポリフェノールの一種で、加熱による減少は基本的にはないとされています(流出を除く)
さらに抗酸化作用のあるビタミンEや肌の再生を促すビタミンB2やB6が豊富に含まれています。
これらのビタミンは加熱調理に向いているとされているので大丈夫なはずです。

それから整腸作用です。
納豆菌が腸内で善玉菌に作用して腸内を良い環境に整えるとされています。
納豆菌は「耐性菌」なので加熱調理では死にません。
まさに「生きて腸まで届く」です。
でも腸内にとどまらずに排出されてしまうので、定期的に食べなければなりません。
腸内細菌の健康効果は腸内フローラやプロバイオティクスとして注目されているので、納豆の新たなアピールポイントかもしれません。

結論
納豆は栄養があるから食べよう。
食べ方は自由!


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