【結婚式手抜き準備】椿山荘のウエディング相談会に行ってきました。披露宴会場編

(チャペル編からの続き)
さて、チャペルを見学した後は本命の会場見学です。
本人たちを入れても総勢12名。

新郎:両親、弟夫妻と甥っ子(中学3年生)
新婦:両親、兄夫妻と甥っ子(四歳)

食事会風の小規模披露宴にする予定です。
そのため見学させていただいたのも、高砂を設置するような披露宴会場ではありません。

「カメリア個室」
着席20名

http://www.chinzanso.com/wedding/topics/topics08.html
画像参照: http://www.chinzanso.com/wedding/topics/topics08.html

以前はフレンチレストランとして営業されていたところを2015年から宴会場として使用するようになったそうです。
その個室を見せていただきました。
大きな窓からお庭が見渡せる、抜群の眺望です。
「あら、素敵」
と、思ってしまいました。
フランス人シェフによる本格フレンチとのことです。
テーブルとは別にソファコーナーもあったりしておもてなし感はバッチリです。

「シェフズテーブル」
90㎡
着席24名

http://hotel-chinzanso-tokyo.jp/banquet/hall/chefstable.html
画像参照: http://hotel-chinzanso-tokyo.jp/banquet/hall/chefstable.html

5階にあるので眺望はとてもいいです。
窓はカメリアほどは大きくないので入室した瞬間に「うわぁっ」とはなりませんでした。
見た順番が逆だったら「うわぁっ」てなったと思います。
ここはなんといってもショーキッチン併設です。
シェフがそばでお肉を焼き、取り分けてくださるそうです。
「あら、素敵」
と、思ってしまいました。
これなら四歳の甥っ子も退屈しなさそうです。
カメリアが本格フレンチとしたら、こちらはお箸で食べられるフレンチだそうです。
むむむ、絶対に皆はこちらの方がリラックスして食べられるなぁ。

「春日」
20畳
定員12名

画像参照:http://hotel-chinzanso-tokyo.jp/restaurant/room.html
画像参照:http://hotel-chinzanso-tokyo.jp/restaurant/room.html

料亭錦水の中の個室です。
和風の会場です。
窓からは池が見られます。
両親とかは和室の方が落ち着くのだろうなぁと思います。
掘りごたつ形式ですが、テーブル席にするのも可能だそうです。
ものすごく落ち着いた雰囲気です。
お手洗いも部屋に付いているので廊下をウロウロしなくていいので安心です。
でも、他2部屋の抜群の眺望を見た後だと窓の外が池だけかぁと思ってしまいました。
(日取り決定編へ続く)

【本】うんこがへんないきもの/早川いくを著

うんこがへんないきもの
早川いくを/著
寺西晃  /絵
KADOKAWA



Twitterのタイムラインでどなたがご紹介されたのか覚えていないのですが、おもしろそうだと思って画像をスクリーンショットに撮っておきました。
webで紹介されていた気になる本のフォルフダを作っておいて、後で探す用のものです。
その「後で読もう」画像フォルダにこの本はありました。

「何か、おもしろい本が読みたい」と思ったのです。

ちょっと人目をはばかりますが、伏し目がちに手にとってみました。
目次の前に「これは何か」というクイズがあった後に、本編が突然始まります。
ハイラックスという東アフリカの草原に点在する岩山に生息する哺乳動物の排泄についてです。

何の前ふりもなく始まるのです。

こんな題名の本を手に取っておきながらこう言っちゃなんですが、常識では経緯というか、発行にあたってのご説明が冒頭にあるはずと思っていたのですよ。
太字で「崖っぷちでうんこできますか」とか書いてあるのです。

これはもう「うふふ、私ったらこんな本だって読んじゃうんだから」という見栄は見事に肩すかしです。
学術的というよりは、小学生男児が仕入れてきたうんちくを聞いている感じです。
「先生ー、早川クンが変なこと言ってまーす」みたいな。
でも小学生当時は、ちょっと物知りな少年が気になったりしたことを思い出します。
(あの時はとても知的だった同じクラスの仲村[仮名]君、お元気ですか?)

あとがきも、真面目に締めるのかと思っていたらひょうひょうとされていました。
すみません、見栄を張って読んだりして。
軽い気持ちで「へーっ」と思える1冊です。

【結婚式手抜き準備】椿山荘のウエディング相談会に行ってきました。チャペル編

食事会風の結婚式を行う候補が椿山荘になってからしばらく経ちました。
(椿山荘に決めた理由編)
他に候補が挙がるでもなく、具体的な日取りを決めたわけでもありません。
会うたびに義父から「どうなってるんだ」と聞かれます。
夫も、義母の体調不良も相まって思うところがあるから義父があんなに言うんだと思う、とのこと。
よし、1週間ある夏休みのうちどこかの日で式場見学に行こう!ということになりました。
ブラリと行って話を聞いて、混んでいたらパンフレットをもらってこようという気楽なつもりでした。
でも、念のため調べてみたらお話を聞くのにも予約がいるのですね。

夏休みだったけどお盆休みには2日早い平日です。
当日の開店直後に椿山荘のブライダルに電話をしてみたら、希望の時間には予約がとれませんでした。
ええっっ!
世の中ってそんなにブライダル関連が混んでいるのかとびっくりしました。
(後日よく考えてみれば1回の訪問で全てが済むはなしではないので、効率のよい営業スタイルならほどよく混んでないとですものね)
希望の時間より遅く、空いているところに予約をいれました。

予約時間は14時だったので、目白駅近くの「天作」という天ぷら屋さんで週替わり天丼のランチを頂きました。
その後、駅からバスに乗ってブライダルサロンへ伺いました。

ブライダルサロンでは、席に案内され、担当の人がついてくれました。
希望スタイルなどを聞かれたのですが、私たちは少人数という以外は何のビジョンもありませんでした。
平日で空いているのでいろいろ少人数用の会場をみせていただくことになりました。

その時はチャペルでの式はしなくてもいいという気持ちでした。
でも、せっかく平日で空いているので、ついでにご覧になってみてくださいとチャペルも案内していただきました。

最初に見た式場が
「ルミエール」収容人数96名
さすがクリスタルチャペルと言われるだけあって、大きな窓から降り注ぐ陽光に白い大理石が輝いて、さらに美しいお庭や滝までもが見えます。
入場した瞬間に、
「あら素敵」
と、思ってしまいました。
一族郎党「自然とか興味ないんだよねー」という以外は、とても幻想的なのでお勧めです。

画像参照:http://hotel-chinzanso-tokyo.jp/wedding/many-thanks/ceremony/chapel.html
画像参照:http://hotel-chinzanso-tokyo.jp/wedding/many-thanks/ceremony/chapel.html

次は
「シエル」収容人数70名
木目調の壁で温かみがあり、オルガンの生演奏があるそうです。
派手にせず、こぢんまりとしたい私たちには合っているチャペルかもしれません。
ホテルの4Fにあります。

画像参照:同じ
画像参照:同じ

その次は
「ヴァンヴェール」収容人数80名
あまりお庭は見えないけれど重厚感があるチャペルです。
参列者にバリエーションがある人や、きちんとしたものを望む人向きかもしれません。
庭園独立型でお城のようなたたずまいです。

画像参照:同じ
画像参照:同じ

最初は興味がなかったのですが、見終ると
あー、楽しかった。
という気持ちになりました。
さすがブライダル案内のプロです。
大きな窓から陽光降り注ぐ滝ビューの「ルミエール」に一目惚れをしてしまいました。
(披露宴会場編へと続く)

 

【本】銀座ウエストのひみつ/木村衣有子著

銀座ウエストのひみつ
木村衣有子/著
京阪神エルマガジン社



もらって嬉しい手土産にウエストのリーフパイがあります。
サクサクのパイ生地にふんわり香るバター。
でも美味しいとわかっているのに、自分の手土産には躊躇してしまいます。
だってパッケージが地味なんですもの。
本当に美味しいと分かっている人にしか伝わらない良さなので、お渡しするのに勇気がいります。
私の中でウエストはそんな存在でした。

こんな私でもTwitterで銀座ウエストのアカウントをフォローしています。
季節の移ろいなどが美しい言葉で紡いであって、とても楽しみなつぶやきです。
その銀座ウエストについて書かれた本があると知り、経営姿勢なども読んでみたいと思い手に取ってみました。

本書は喫茶室でのこだわりや、製造に携わる人々の様子などがとても落ち着いた文体で紹介されています。
読みながらウエストを味わっているようです。
あとがきにもにも書かれているように、作者の木村氏もTwitterでのウエストのtweetの真摯さに惹かれて本書を執筆するきっかけになったようです。
「真摯さ」
この姿勢にはっとさせられます。
ウエストを一言で表す言葉だと思います。

本書では要所要所で写真が織り込まれていますが、どれもシンプルなものです。
一見地味ですが、とても美しいものです。
冒頭でパッケージが地味と申し上げましたが、他の洋菓子屋さんのような鮮やかさはウエストには馴染まないと理解でしました。

【結婚式手抜き準備】結婚式場を椿山荘に決めた理由

結婚式や披露宴は特に思い入れも無かったので、やらなくてもいいと思っていました。
しかも、こういったものは女性側にやる気がなければ話が進まないこと山の如しです。

婚姻届を提出してからしばらく経つのに結婚式を行う気配を見せない新婚夫婦に業を煮やしたのか、
義父「大切なお嬢さんをお預かりしているのに申し訳ない!」(意訳)
実父「お金なら俺が出すから式を挙げなさい!」(意訳)
と、父たちが怒り出しました。
仕方がないからお茶でも濁す形で食事会でもやろうかな、という気持ちにだんだんなり始めていました。

ある日、食事にポイントを置いて会っているお友達と、ホテル椿山荘のラウンジでやっている季節限定のアフタヌーンティーを頂いてきました。
お高いですが、美味しさと雰囲気代なので致し方ありません。

結婚式場として有名な椿山荘ですが、中に入るのは初めてでした。
待ち合わせより早めに到着したのでお手洗いを済ませようと、ロビーで少しキョロキョロしました。
本当に、少し、お手洗いはどこかなと、見回したのです。
するとスタッフの方がさりげなく「何かお探しですか」と聞いてくださったのです。
うわっっさすが老舗だわ、従業員教育が行き届いていると思いました。

その後とても美味しくアフタヌーンティーを頂いたので、お庭を散策することにしました。
見て回るのにも美しいお庭に「招待客にも楽しい披露宴会場だな」と思いました。
招待されたはいいけれど、手持ち無沙汰な時はお庭を眺めていればいいではないですか。
すれ違うスタッフもとても感じがいいのです。
ふと「ああ、ここなら両親も右往左往することなく安心して任せられるな」と感じました。

そう、懸案だった結婚式場です。
今まで何の候補も浮かんでもこず、自分から探そうとも思わなかった式場です。
レストランウエディングを挙げた友人は、両親や年配の招待客が不慣れな場所で所在なさげだったと言うのが心のどこかに引っかかっていました。
ここなら大丈夫かもしれない。

よし、椿山荘を結婚式場の候補にしよう!

と、決めました。
そんなに大げさにするつもりはないので、念のために調べてみたらありますね、少人数プラン。
食事会風の結婚式にしよう。
ここなら食事会風の催しをした後も、ちょっとお茶でもと遊びに来れます。
またその時にお庭を見るのも楽しみです。

披露宴風なことを行う気になった、大躍進の一日でした。
(チャペル編へ続く)

【マンガ】バーナード嬢曰く。2 /施川ユウキ著

バーナード嬢曰く。2
施川ユウキ/著
一迅社
REX COMICS



漫画です。
本屋さんを巡回パトロール中に発見しました。
いわゆるジャケ買いです。

表紙で女の子が
「村上春樹をどーいうスタンスで読んだらいいか
正解がわかったよ!!」
と、振り返りざまに言っていたのです。
見た瞬間に、
「教えてー!!!」
と思いました。

村上春樹氏は発売日の深夜に並ぶほど支持してはおりませんが、
斜に構えて批判するほど駄作とも思っておりません。
かといって読んでいることを人に知られるのも照れます。
そう、ずっとスタンスが定まっていなかったのです。

裏表紙では表紙の女の子の友人と思しき少女が
「他人からどう見られるかとか意識して読書すんな!!」
と叫んでいました。
ハッとしました。
もう、まさに私のことではないですか。

すぐ読みたい!と思ったのですが、いかんせん2巻です。
1巻を探しましたが、発売から2年も経っているので街の本屋さんにはありません。
ネットで注文もいいのですが、本屋さん頑張れ運動を開催中なのでなるべく本屋さんで買いたいのです。
と、いうかすぐ読みたい。
もう、2巻からでいいです。
手に取った感じは1話完結っぽいので、途中からでも大丈夫そうですし。
あるまじき行為、2巻から購入決定です!

バーナード嬢というあだ名の女子高生が、友人たちと繰り広げる本についての会話の漫画です。
主人公がどこか自分です。
読書に対する考え方が、ミーハーで見栄っ張りなところがズッキュンズッキュンと心当たりがあります。

そして彼女を取り囲む、読書好きの友人たちもどこか自分です。
高校生とは思えぬほどに豊富な読書量の割に不器用な友人。
本について語る口調と実生活とのアンバランス。
かつての自分を見るようです。

爽やかながらも名作を読んだと思ったようにさせた、ように思わせる漫画です。

【本】タモリ論 / 樋口毅宏著

タモリ論

樋口毅宏/著
新潮社



私はウンチクなどを聞くのがとても好きです。
なので、ものすごい鉄子(研修中)というわけではないのですが、鉄道の話を聞くのが面白くて結果的に鉄子(研修中)になっています。

ウンチクが好きなのでTV番組のブラタモリやタモリ倶楽部をよく観ます。
好きなタレントは?と聞かれてもタモリさんとは答えないのですが、よくタモリさんの番組は観ます。
好きとか嫌いとかは超越してしまった存在です。
心のかたすみで、空気のように存在するタレントさんでした。

そしてある日「タモリ論」という本があることを知りました。
正直、タモリさんは好きでも嫌いでもないポジションの人だったので、そこをピンポイントで論じちゃうんだと思いました。

著者の樋口毅宏氏は小説家です。
デビュー作の「さらば雑司ヶ谷」は存じておりましたが未読でした。
本書にも引用があったのですが、タモリさんについても書かれているので後日そちらの本も読んでみたいと思います。

冒頭で作者はタモリさんは学びきれる人ではない、と書いています。
ここに私が「ピンポイントで論じちゃうんだ」と思ったことが集約されています。
本書を読んで、確信したのはタモリさんは天才的なつかみどころのない人ということです。
ご本人の美学でもあると思います。

第三章はビートたけしさんについてです。
タモリさんとたけしさんの対比についてなのですが、途中から「あれ、たけしさんの本だっけ?」と思うほどたけしさんについても熱く語っています。
タモリさんを語る上でも外せない、巨星なのです。

また、第四章でも明石家さんまさんについても触れています。
さんまさんのお笑い界での立ち位置との比較が、タモリさんを語る上で重要なのかもしれません。

若い芸人さんでタモリさんのような雰囲気の方はなかなか見かけません。
仕事から帰ってきてTVをつけたら勢いだけのネタや、突拍子もないことだけがネタのお笑い番組は疲れます。
その瞬間は笑えても、反動でむなしくなります。
力を抜いているように見せてもらえるタモリさんの芸風は、とても心地いいです。
その芸風を目指す若手芸人さんはたくさんいらっしゃるとは思いますが、なかなか売れる立場までもってくるのは大変でしょう。
芸風の変遷はあったものの、やはりタモリさんは天才だったと再確認せざるをえません。

本書を読んで、ますますタモリさんは明言しずらいタイプの、つかみどころのないタイプのタレントさんだとわかりました。
「分からない」というのがよく分かった本でした。

鉄子は研修中です。

私は、はたから見ると鉄子(鉄道が趣味な女性の俗称)らしいです。
でも名乗るには、まだまだおこがましいレベルだと思っています。
鉄子(研修中)
あたりが表現として妥当でしょうか。

鉄子(研修中)と思われるゆえんとして
・解体直前に餘部鉄橋を見に行ったことがある
・ブルートレイン出雲号に乗ったことがある
・風っこ会津只見号に乗ったことがある
・甲種輸送を見たことがある
とういうのがあります。

数年前に旅行で姫路城に寄ったので、せっかくだからと餘部鉄橋にも行きました。
JR山陰本線の鎧駅と餘部駅の間にかかる鉄橋です。
鋼材をやぐら状に組み上げた橋脚としては、日本一の規模の鉄橋でした。
当時は架け替えの予定があり、現存の姿を見られるのはあとわずかという時に旅行の経路を遠回りして見ました(現在は工事が終了し、2010年から餘部橋梁)
兵庫県内にあったのですが、世間では姫路城からちょっと遠回りのレベルではなかったようです。
下から見上げると、華奢な鉄材だけで高いところに設置された橋はものすごいインパクトがありました。
それをただただ「すごかった」と伝えようとすると「鉄子なの?」と聞かれてしまいました。

それから、東海道本線の貨物線を東京メトロの新型車両が走っているのを偶然目撃したときはうれしくて震えました。
工場で造られた電車の車両は線路を通って目的地まで運ばれるというのは知っていたのですが、実際に見られるとは思っていませんでした。
車両は静岡で製造されているのかと思っていたら、日立製作所笠戸事業所というところで造られていました。
山口県の山陽本線下松駅から全国へ輸送されるらしいのです。
車両を貨物列車扱いで輸送するものを「甲種輸送」というそうです。
普段は通らない、東京メトロの車両が東海道線の風景の中にいるのですよ!
地下鉄が、東海道線にですよ?!
それをただただ「すごかった」と伝えようとすると「鉄子なの?」と聞かれてしまいました。

こういう細かいエピソードが積み重なって、友人知人には鉄子と思われてしまうようです。
でもしかし、鉄子を名乗るには弱いエピソードです。
モデルの市川紗椰さんみたいに鉄道のドア音を聞き分けられるようにならなくては。

乗り鉄や撮り鉄、音鉄などありますが、どのジャンルも私は精通していません。
タモリ倶楽部などで鉄道好きの人たちが語っているのを愛でる鉄子、というジャンルはありませんかね?
(ちょっとそんなのを公言するのは失礼かしら)
そんなジャンルがあったら私も鉄子です。
鉄道好きな方たちが、ご自分の得意な分野を熱く語っていらっしゃるのを見守るのは大好きです。
鉄愛で鉄。

これが私の鉄子(研修中)です。

【本】読まずにはいられない /北村薫著

読まずにはいられない
北村薫/著
新潮社



北村薫さんのエッセイです。
デビュー当時は覆面作家として性別さえも不明の方でした。
豊富な読書量が作風から感じられます。
「円紫さんと私」というシリーズを、殺人事件が発生しないミステリーで好んでよく読んでいました。

そんな作家さんが書いた本にまつわるエッセイなので読んでみました。
いろいろな雑誌などに寄稿したものを集めたものです。
「東西ミステリーベスト100」では[あらすじ]と[うんちく]が書かれています。
うんちくが面白くて、読んでみようという気にさせます。
エラリイ・クイーンは作風が大きく変貌したそうで、乱読では得られないうんちくです。

また別に解説も書かれています。
[核心に触れた箇所があります。ご注意ください]
となっていたりするほど鋭く切り込んでいます。
批評と同じ、解説も読んだ後に読むもの前提なのですね。

基本的に内外の本について書かれているのですが、ご自分の著作についても触れられています。
主に書かれたころのエピソードなのですが、背景が知れて面白いです。
1作で2度おいしい読み物でした。

最後の方は本に絡めながらも日常生活のエッセイで、ご本人の人となりがあらわれいます。
とても久しぶりに思い出しましたが、文体がとても好きな作家さんです。
見習いたいものです。

【映画】マッドマックス 怒りのデス・ロード/極上爆音上映

マッドマックス 怒りのデス・ロード
極上爆音上映

あまりに楽しくて、劇場で2回も観てしまいました。

1979年に公開された「マッドマックス」のシリーズ4作目にあたるそうです。
前作の3作目からは30年ぶりの新作です。
1作目と2作目は観たことあるのですが、どちらも地上波視聴でした。
Twitterで評判がいいので、まるっきりのノーマークでしたが観てみることにしました。
しかも幸いなことに「極上爆音上映」をやっている映画館がそう遠くないところにありました。

「極上爆音上映」とは専門家が調整をし、作品にふさわしい大音量で上映されるものです。
高性能(カタカナ)なものをを新規導入し、重低音をたっぷり増量して爆発音や轟音などは音波が身体に響くほどの「体感」が味わえるそうです。
ただ単に音が大きいだけではない、クリアな台詞と音楽を両立させるのが「極上爆音上映」です。

あらやだ、面白そう。
せっかく劇場で観るのですから劇場ならではのものが観たいです。

今作のマッドマックスは大半というか、ほぼ、車で疾走です。
大型車が何台も連なって砂地を走りぬけるエンジン音が続きます。
爆音なので身体に響きます。
身体に響くって知っていたけれど、あまりに響くので半笑いです。
耳がおかしくなったらどうしようかと心配していたのですが、さすが高性能(カタカナ)を新規導入されただけあって、上映後も耳に違和感はありませんでした。

1回目に観た後は、あまりの疾走感の爽快さに笑ってしまいました。
「あー、楽しかった」
本当に、すっきりとしました。
人気があるのをつくづく実感いたしました。

その後、せっかく爆音上映は劇場ならではなので、もう1回観ておくことにしました。
2回目でも爆音は身体に響きます。
あまり語るようなストーリー性ではないと思っていたのですが、2度目ともなると少しグッときます。

ウォーボーイズのニュークスと女の子のカパーブルが視線を交わします。
女の子が振り返ると、種を大事にしていた勇敢なおばあちゃまが微笑んでいます。
マックスとフュリオサが群衆の中、視線を交わします。

「(あああぁぁぁぁぁぁ)」爆音が身体に響いていても、心は震えます。
劇場で観てよかったです。

平日に見たのですが、こんなに映画館が混むのをみたのは初めてかもしれません。
2回目は女性も比較的多かったように思います。
みなさん噂を聞きつけてきたのでしょうか。
レイトショー割引対象外でもこの人気です。

斜陽といわれる映画業界も、こういう技術で盛り返してくるのでしょうか?
楽しみです。