【食】粒が大きくて甘く美味しい藤稔/勝沼ぶどう狩り

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勝沼でのぶどう狩りで食べた「藤稔」という品種がとっても美味しかったです。
果物の「狩り」をしたいと思っていて、夏のお出かけ先を探している時に見つけました。

甲州市勝沼にぶどうの丘という観光施設があり、ぶどう園も集まっていて温泉もあるので行ってみることにしました。
ぶどうの丘は人気スポットで、シーズン中の休日は駐車場が早い時間に満車になるそうなので早めの行動をお勧めします。
車で着いて、あまりにたくさんぶどう園があるのでどこでぶどう狩りをするのか決められずに、ぶどうの丘のてっぺんにある「希望の鐘」までぶらぶら歩きました。

そこに、ぶどうを栽培している「くぬぎ園」がありました。
道すがらにあったぶどう園は商魂がたくまし過ぎて気後れしましたが、くぬぎ園さんはいたって普通のたたずまいでした。
一歩でも足を踏み入れたら買わずには帰れない雰囲気などはなく、こちらが興味を示したら「よかったら試食をどうぞ」と品種別に並んでいるぶどうに案内されました。

お盆の頃の旬は巨峰やシャインマスカットで、さらに大きな粒の「藤稔」がありました。
果皮が暗紫赤色の大粒はピオーネや巨峰くらいしか知らなかったので味見をしてみました。

美味しい!

ぶどうは好きだけれども、いかんせん食べにくいのが玉にキズです。
藤稔は種なしで、皮もするりとむけて食べやすいです。
果汁もたっぷりで、甘いけれどもさっぱりしてます。
今まで食べたぶどうの中で一番好きな味でした。

藤稔は「井川682」(母)×「ピオーネ」(父)の交雑実生で、美味しいのに輸送で痛みやすい「井川682」を貯蔵性の高い「ピオーネ」と交配させたものだそうです。
神奈川県藤沢市の青木果実園で育種され、藤沢で稔ったので「藤稔」だそうです。

トップの写真の藤稔を「1,000円くらいのサイズ」をお店の人に教えていただいて収穫し、園内の見晴らしのいい場所で甲府盆地を一望しながら食べてきました。
(後日、スーパーで売られていたのは倍くらいの値段でした)
2人で食べて大満足の量でした。
お土産にシャインマスカットと黄金桃を買って、これらもとっても美味しかったです。
くぬぎ園さんは通販も対応されて来年は注文してみようかと思っています。
HPの
※予約注文は、間違いなく旬な時に、一番美味しいものをお送りさせて頂きます。
という言葉が信じられるくぬぎ園さんです。
ぶどうの国のくぬぎ園
http://www2.plala.or.jp/farm-kunugi/index.html

ぶどう狩りの後は、近くにある「天空の湯」でお風呂に入りました。
20160907_天空の湯
アルカリ単純泉の広々とした明るい施設で、ぬるめの浴槽を選べばゆっくりできます。
お土産屋さんやワインの地下貯蔵庫カーヴも充実しているので楽しい施設です。

お昼ご飯は帰り道にある古民家を改築した
うどん・ほうとう 皆吉(みなき)
で「特製皆吉ほうとう」をいただきました。
ハイシーズン中もあって、入店まですごい待ちました。
でもたくさんの人が待つだけはある、とてもいいお味でした。

食べ物は当たり続きだった夏のお出かけでした。


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