【本】スタイリストの鉄則/梅原ひさ江著

スタイリストの鉄則
この人が語るからルールになる
梅原ひさ江/著
講談社


スタイリストの指南書ですが明確に道すじがある職業以外の、とっかかりが難しい職業を目指している人は、共通するものがあります。
普遍の自分を磨く姿勢が学べます。
起業の心構えにもなりそうな1冊です。

女優さんかモデルさんの美容エッセイを探していたら、同じコーナーにファッション関連のものもありました。
スタイリストさんのエッセイも何冊か読んだことがありますが、この本はコーディネートよりも仕事内容に重点を置いて書かれています。

スタイリストはセンスでやっていく職業だと思っていたら、意外と細やかな気配りが必要です。
ファッションが好きじゃないと、ファッションと冷静に付き合えないと、ファッションを俯瞰で見られないとできない仕事です。

そしてスタイリストとして独立するのも難しいのですね。
いや、自称なので私も明日からなることは可能です。
自分だったらどうするかなと考えることは、いろいろな職業に当てはめられそうでした。

「スタイリストに必要な感性は、歌舞伎のように完成された舞台を見ることで、どんどん磨かれていきます。」と著者。
盲点でした。
完成されたものから磨かれる、とは。
型を覚える、ですよね。
この言葉は知ってはいたけれども意味は実感していなかった気がします。

梅原ひさ江さんの他の著作を読んでみたくて検索してみましたが、この1冊だけのようです。
本業ではありませんが、またぜひ出版してください。