【本】貴様いつまで女子でいるつもりだ問題/ジェーン・スー著

貴様いつまで女子でいるつもりだ問題

女は生涯、いち女子である―が、ハッと気付けばいま何歳!?
ジェーン・スー/著
幻冬舎



漠然と、モヤモヤと考えていたことがはっきりと言語化されているすがすがしさがあります。
他の書評でも「首がもげそうなほどうなずいた」などがよくありました。

そう、別に私たちはいつまでも少女と同等に扱えと「女子」と言っているのではないのです。
各々が社会の役割を全うしながらも「女は生涯、いち女子」なのです。
このあたりを男性にも嫌みなくさらりと言語化していただいて、本書はありがたかったです。

「女子」は蒙古斑だと思っていたら刺青だった
見せるのはTPOをわきまえて

私の大好きな「女子」の言及です。
ジェーン・スーさんは女性の代弁者という立場になりそうですが、どこかどっしりと構え、私たちが思っている以上に地に足がついているのが魅力です。

「ブスとババアの有用性」は読んで以来、長い間なんだかなぁと思っていたことがモヤが晴れるようにすっきりいたしました。
これを切り取る視点と筆力はすばらしいです。
才能を発揮していただく環境にたどり着いていただいてありがとうございます!

本書でも中年向け女性誌を作って欲しいと書かれていましたが、2016年新春スペシャル限定版として発売された週刊文春Womanでも読みたい雑誌について寄稿されていました。
これから独特の切り口で新しい媒体が生まれるかもと、楽しみでもあります。
ジェーン・スーさんの才能がいかんなく発揮できますように、ナムナム。