【落語】第四回「桂竹わ」さんの落語会に行ってきました

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第二回も行った前座の「桂 竹わ」さんの落語会に、四回目にも行ってきました。
残念ながら三回目は用事があって参加できませんでした。

今回は兄弟子の二ツ目「桂 竹千代」さんもご出演です。
今年の9月に前座から二ツ目に昇進されたお祝いも兼ねてとのことです。

竹千代さんは前座を4年「竹のこ」さんとしてお勤めされました。
そして二ツ目を約10年勤めると真打ちに昇進されるそうなので、これからホカホカの楽しみな瞬間を拝見できました。

お二人いらしたので、前座と二ツ目の違いの話題にもなりました。
前座さんは毎日寄席に通って雑用をされるそうです。

参照)「落語家の階級」公益社団法人落語芸術協会
https://www.geikyo.com/beginner/what_class.html

逆に二ツ目さんは雑用が免除される代わりに自分で仕事をとってこなくてはならない厳しさがあるそうです。
それは確かに厳しいですね。
竹わさんは落語会を定期的に開催されているので竹千代さんいわく「大丈夫」とのことでした。

演目は竹わさんは前座噺の「新聞記事」でした。
久しぶりにお声を聞いて、ああやっぱりいいお声だなと思いました。
私の勉強不足から落語のストックが無いので最後まで聞いても題名が思い浮かびませんでした。
後で検索しようとメモしたのが「天ぷら 揚げる」でした。
まさか「新聞記事」という題名とは意外でした。
思わずその場で「古典落語なんですか?」と聞いて(総勢20名のお客なのでチャンスはありました)しまいそうになりました。
でも、聞かなくてよかった、不勉強がバレちゃうところでした。
どうも「新聞記事」は「阿弥陀池」という古典落語を昭和初期に改題されたものらしいです。
ふ~、勉強になりました。

参照)新聞記事 (落語)Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E8%81%9E%E8%A8%98%E4%BA%8B_(%E8%90%BD%E8%AA%9E)

竹わさんは一門でも「ゆとり教育」として天然さを発揮されているらしいです。
俳優の綾野剛と染谷将太を足して二で割ってお肌ツルツルにした感じです。
真打ちに昇進したら人気がとっても出ると思うので、前座さんのうちに間近で見守っておこうと思います。

竹千代さんの演目は「寝床」でした。
ずっと前座噺のみの落語会だったので(前座さんは前座噺という簡単なものしか演じられないそうです)、お客さんは噺のレベルを上げても大丈夫かなと心配されていたそうです。
とても良くとおる声で、表情も豊かだったのでスッと頭に入ってきましたよ!
やっぱり、二ツ目さんの違いを感じました。
いえ、竹わさんが下手なのではなく、二ツ目の竹千代さんとのキャリアの差です。
いい体格されてるなーと思ったら柔道をされていて、弐段だそうです。
(ちなみにお耳は格闘技をされている方の特有の餃子耳でした)

やはり落語を聞く回数を重ねると、面白くなってきます。
これからもコツコツと楽しみたいです。


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