マッドマックス 怒りのデス・ロード
極上爆音上映
あまりに楽しくて、劇場で2回も観てしまいました。
1979年に公開された「マッドマックス」のシリーズ4作目にあたるそうです。
前作の3作目からは30年ぶりの新作です。
1作目と2作目は観たことあるのですが、どちらも地上波視聴でした。
Twitterで評判がいいので、まるっきりのノーマークでしたが観てみることにしました。
しかも幸いなことに「極上爆音上映」をやっている映画館がそう遠くないところにありました。
「極上爆音上映」とは専門家が調整をし、作品にふさわしい大音量で上映されるものです。
高性能(カタカナ)なものをを新規導入し、重低音をたっぷり増量して爆発音や轟音などは音波が身体に響くほどの「体感」が味わえるそうです。
ただ単に音が大きいだけではない、クリアな台詞と音楽を両立させるのが「極上爆音上映」です。
あらやだ、面白そう。
せっかく劇場で観るのですから劇場ならではのものが観たいです。
今作のマッドマックスは大半というか、ほぼ、車で疾走です。
大型車が何台も連なって砂地を走りぬけるエンジン音が続きます。
爆音なので身体に響きます。
身体に響くって知っていたけれど、あまりに響くので半笑いです。
耳がおかしくなったらどうしようかと心配していたのですが、さすが高性能(カタカナ)を新規導入されただけあって、上映後も耳に違和感はありませんでした。
1回目に観た後は、あまりの疾走感の爽快さに笑ってしまいました。
「あー、楽しかった」
本当に、すっきりとしました。
人気があるのをつくづく実感いたしました。
その後、せっかく爆音上映は劇場ならではなので、もう1回観ておくことにしました。
2回目でも爆音は身体に響きます。
あまり語るようなストーリー性ではないと思っていたのですが、2度目ともなると少しグッときます。
ウォーボーイズのニュークスと女の子のカパーブルが視線を交わします。
女の子が振り返ると、種を大事にしていた勇敢なおばあちゃまが微笑んでいます。
マックスとフュリオサが群衆の中、視線を交わします。
「(あああぁぁぁぁぁぁ)」爆音が身体に響いていても、心は震えます。
劇場で観てよかったです。
平日に見たのですが、こんなに映画館が混むのをみたのは初めてかもしれません。
2回目は女性も比較的多かったように思います。
みなさん噂を聞きつけてきたのでしょうか。
レイトショー割引対象外でもこの人気です。
斜陽といわれる映画業界も、こういう技術で盛り返してくるのでしょうか?
楽しみです。
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