鉄子は研修中です。

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私は、はたから見ると鉄子(鉄道が趣味な女性の俗称)らしいです。
でも名乗るには、まだまだおこがましいレベルだと思っています。
鉄子(研修中)
あたりが表現として妥当でしょうか。

鉄子(研修中)と思われるゆえんとして
・解体直前に餘部鉄橋を見に行ったことがある
・ブルートレイン出雲号に乗ったことがある
・風っこ会津只見号に乗ったことがある
・甲種輸送を見たことがある
とういうのがあります。

数年前に旅行で姫路城に寄ったので、せっかくだからと餘部鉄橋にも行きました。
JR山陰本線の鎧駅と餘部駅の間にかかる鉄橋です。
鋼材をやぐら状に組み上げた橋脚としては、日本一の規模の鉄橋でした。
当時は架け替えの予定があり、現存の姿を見られるのはあとわずかという時に旅行の経路を遠回りして見ました(現在は工事が終了し、2010年から餘部橋梁)
兵庫県内にあったのですが、世間では姫路城からちょっと遠回りのレベルではなかったようです。
下から見上げると、華奢な鉄材だけで高いところに設置された橋はものすごいインパクトがありました。
それをただただ「すごかった」と伝えようとすると「鉄子なの?」と聞かれてしまいました。

それから、東海道本線の貨物線を東京メトロの新型車両が走っているのを偶然目撃したときはうれしくて震えました。
工場で造られた電車の車両は線路を通って目的地まで運ばれるというのは知っていたのですが、実際に見られるとは思っていませんでした。
車両は静岡で製造されているのかと思っていたら、日立製作所笠戸事業所というところで造られていました。
山口県の山陽本線下松駅から全国へ輸送されるらしいのです。
車両を貨物列車扱いで輸送するものを「甲種輸送」というそうです。
普段は通らない、東京メトロの車両が東海道線の風景の中にいるのですよ!
地下鉄が、東海道線にですよ?!
それをただただ「すごかった」と伝えようとすると「鉄子なの?」と聞かれてしまいました。

こういう細かいエピソードが積み重なって、友人知人には鉄子と思われてしまうようです。
でもしかし、鉄子を名乗るには弱いエピソードです。
モデルの市川紗椰さんみたいに鉄道のドア音を聞き分けられるようにならなくては。

乗り鉄や撮り鉄、音鉄などありますが、どのジャンルも私は精通していません。
タモリ倶楽部などで鉄道好きの人たちが語っているのを愛でる鉄子、というジャンルはありませんかね?
(ちょっとそんなのを公言するのは失礼かしら)
そんなジャンルがあったら私も鉄子です。
鉄道好きな方たちが、ご自分の得意な分野を熱く語っていらっしゃるのを見守るのは大好きです。
鉄愛で鉄。

これが私の鉄子(研修中)です。


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